横浜市の市営住宅 当選倍率
【住戸別の実データと、入りやすい住戸】
最終更新:2026-07-08 / 出典は横浜市の公式資料・募集案内(各所・末尾に明記)。数字は概算・参考値
横浜市(神奈川県)の市営住宅の当選倍率を、公表データからまとめました。令和7年10月募集で全体平均9.9倍(募集501戸/応募4,950人)。住宅×申込区分別に見ると0〜155倍まで大きく開きます。 全体の平均だけでは見えない「どの住戸なら入りやすいか」を、実際の倍率データと補正計算機で確かめられます。
この記事の要点横浜市でも住戸によって倍率は大きく違います。下の実例と補正計算機で狙う住戸タイプの倍率をつかみ、当選確率シミュレーターで優遇(障害者・ひとり親など)まで見込めます。何回申し込めば当たるのかも回数で出せます。
申込みの前提になる収入基準は政令月収の判定計算機で先に確かめられます(単身なら年収およそ296万円、障害者手帳があれば422万円まで)。
① 倍率が高い住戸・低い住戸(実例)
| 団地・住戸 | 応募倍率 | 特徴(分かる範囲) |
|---|---|---|
| 鶴見中央 | 155倍 | 鶴見区・単身者可の枠 |
| 南日吉 | 125倍 | 港北区・単身者可 |
| 中村町 | 124倍 | 南区・単身者可 |
| 長津田スカイハイツ | 105倍 | 緑区・単身者可 |
| 団地・住戸 | 応募倍率 | 特徴(分かる範囲) |
|---|---|---|
| 高齢者向け・借上型の各住宅 | 0倍 | 戸塚区・西区ほか(世帯類型のミスマッチ) |
| 橋戸ハイツ(車いす使用者用) | 0倍 | 瀬谷区 |
| 市内全域「2階以上でEVなし」(単身) | 0.8倍 | 同じ市単位でも『1階またはEV付き』は2.7倍 |
倍率は募集回・住戸・年度で大きく変わる参考値です。1回の値だけで判断せず傾向で見てください。
② 横浜市で倍率を左右する要因
- エレベーターの効きが数字で見える。横浜市の応募状況表はEV記号(〇=各階停止/×=なし)付きで、同じ団地のEV有無を直接比較できます。上飯田〇14.0倍 vs ×1.1倍、十日市場〇11.6 vs ×4.0、南戸塚〇7.0 vs ×3.0、市内全域・単身『1階orEV付』2.7 vs『2階以上EVなし』0.8——4組すべてでEV有り側が2.3〜12.7倍高いという、条件を揃えた対照データです。
- 単身向けの希少性が最大ドライバー。全体9.9倍に対し、100倍超はすべて単身者可の枠でした。
- 立地。上位は鶴見・港北・中・西・南区など東部の駅圏に集中、応募ゼロ・1倍未満は旭・瀬谷・泉・戸塚など西部郊外に多い。
③ 狙う住戸の倍率を補正する【住戸タイプ補正計算機】
上の実例のとおり、同じ地域でも住戸で倍率は大きく変わります。平均倍率に「単身向けか・立地・築年・エレベーター×階」の補正を掛けて、狙う住戸タイプの倍率の目安を出します。係数は5市の実データから置いた概算です。
住戸タイプ補正計算機
④ 障害者・ひとり親なら当たりやすい【当選確率シミュレーター】
倍率が高くても、障害者・高齢者・ひとり親などは優遇抽選(当せん番号を複数持てる)で当選確率を上げられます。補正後の倍率と優遇倍率から当選確率の目安を出します。対象・方式はまとめ記事と各自治体の募集案内で確認を。
当選確率シミュレーター(優遇なし → 優遇あり)
⑤ 何回申し込めば当たる?【応募回数シミュレーター】
公営住宅でいちばん多い悩みが「毎回応募しているのに、なかなか当たらない」です。1回あたりの当選確率は④で出ますが、知りたいのはたいてい「このまま申し込み続けたら、何回目で当たる見込みなのか」のほうです。④で入れた応募倍率と優遇をそのまま使って、通算の当選確率を計算します。
申し込みを続けたときの、通算の当選確率
この数字の読み方「毎回おなじ倍率の住戸に申し込み続けた場合」の理論値です。実際には募集回ごとに倍率が動き、ほかの応募者にも優遇のある人がいます。ポイント方式(抽選ではなく困窮度の点数順で決める)の自治体には当てはまりません。また落選回数の優遇がある自治体では、回を重ねるほど実際の確率はこの理論値より上がります。裏返すと、落選の記録そのものが次回の武器になるということです。ただし優遇が始まる回数は自治体で違い(確認できた範囲で北九州市3回〜京都市・大阪市11回、東京都(都営)は落選回数による優遇自体がなし)、神戸市のように当選を辞退すると落選回数が0に戻る自治体もあります。→ 何回落ちたら優遇されるか(自治体別の実調査)
要確認補正係数は5市の公表データから置いたざっくりの目安で、団地により実際の差はもっと大きくも小さくもなります。優遇(当選倍率の優遇・ポイント方式・優先枠)の対象や単身入居の可否は自治体で異なります。正確な倍率・申込資格は、必ず横浜市の公式の募集案内でご確認ください。このページは個別の入居可否を判定するものではありません。
当選したら次は引っ越し——業者の比較で費用は数万円変わります
公営住宅は入居指定日までに引っ越しが必要です。1社に決める前に複数社の見積もりを取ると、同じ荷物量でも料金に大きな差が出ます(無料)。
引越し侍で無料一括見積もり →よくある質問
Q. 横浜市の市営住宅で当たりやすい住戸は?
A. エレベーターなし上層階、郊外の高齢者向け・車いす用など世帯類型がミスマッチな住戸は1倍未満(応募ゼロも)。逆に東部の駅圏×単身者可の枠は100倍を超えます。全体平均は9.9倍(令和7年10月募集)でした。
Q. 横浜市の市営住宅の空き状況はどこで見られますか?
A. 公営住宅は、賃貸情報サイトのように空き室が常時公開される仕組みではありません。横浜市の市営住宅では募集回ごとに「募集住宅一覧」が公表され、そこに載った住戸だけが申込み・抽選の対象になります(このページの倍率も、その一覧と抽選結果から集計したものです)。したがって見るべきは「いま空いている部屋」ではなく「次の募集にどの住戸が出るか」です。募集の有無・時期・申込方法は、横浜市(または募集事務を行う住宅供給公社)の公式ページで必ず確認してください。なお、応募が集まらなかった住戸は、自治体によっては次の定期募集を待たずに随時募集(先着順)へ回ることがあります。
横浜市の体験、教えてください
「この団地に◯回目で当選した」「優遇区分で入れた」「この住戸は倍率が低かった」——横浜市での実体験は、同じ立場で住まいを探す人の助けになります。下のコメント欄(アカウント不要・匿名OK)からどうぞ(個人が特定される情報は避けてください)。
出典
- 横浜市 記者発表「横浜市営住宅の抽選結果について」(令和7年10月募集・住宅×区分別の応募状況表、EV記号つき) https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/kenchiku/2025/shieijutaku20260115.files/0004_20260115.pdf