川崎市の市営住宅 当選倍率
【住戸別の実データと、入りやすい住戸】
最終更新:2026-07-03 / 出典は川崎市・住宅供給公社の募集結果(各所・末尾に明記)。数字は概算・参考値
川崎市(神奈川県)の市営住宅の当選倍率を、公表データからまとめました。川崎市営住宅の定期募集(令和7年度第3回・12月)は172戸に1,808人が応募=平均10.5倍。住戸差は極端で、単身者向けの大島(1DK)は1戸に112人=112.0倍、逆に明石穂(EVなし)や小倉南などは応募0人(0.0倍)。川崎市は「応募状況表」で住宅ごとの募集戸数・応募者数・倍率を全件公表し、EVなし・単身/世帯などの区分も表記されます。 市全体の平均だけでは見えない「どの住戸なら入りやすいか」を、実際の倍率データと補正計算機で確かめられます。
この記事の要点川崎市でも住戸によって倍率は大きく違います。下の実例と補正計算機で狙う住戸タイプの倍率をつかみ、当選確率シミュレーターで優遇(障害者・ひとり親など)まで見込めます。
① 倍率が高い住戸・低い住戸(実例)
| 団地・住戸 | 応募倍率 | 特徴(分かる範囲) |
|---|---|---|
| 大島(1DK・単身者向け) | 112.0倍 | 川崎区(大島4丁目)/単身可(1DK)。1戸/112人で今回最高 |
| 河原町(3DK・単身者向け) | 49.0倍 | 幸区(河原町・川崎駅徒歩15分の高層団地・1972年頃竣工)/単身可。2戸/98人 |
| 小向(1DK・単身者向け) | 48.0倍 | 幸区(小向・川崎駅バス10分)/単身可(1DK)。1戸/48人 |
| 古市場(1DK・単身者向け) | 46.0倍 | 幸区(古市場・川崎駅バス15分)/単身可(1DK)。1戸/46人 |
| 中野島(1DK・単身者向け) | 43.0倍 | 多摩区(中野島駅周辺)/単身可(1DK)。2戸/86人。※河原町の一般世帯向けは1戸/68人=68.0倍 |
| 団地・住戸 | 応募倍率 | 特徴(分かる範囲) |
|---|---|---|
| 明石穂(EVなし・単身者向け) | 0.0倍 | 1戸に応募0人。同団地のEVあり住戸は2.0倍(EV有無が応募ゼロの直接要因) |
| 小倉南・小倉第1(一般世帯向け) | 0.0倍 | 幸区(小倉地区)/世帯向け。各1戸に応募0人 |
| 中野島多摩川(若年・子育て世帯向け) | 0.6倍 | 多摩区/世帯向け。募集8戸/応募5人=定員割れ。単身1DK(43.0倍)と対照的 |
| 南加瀬第3(一般世帯向け) | 1.4倍 | 幸区(南加瀬)/世帯向け。募集5戸/応募7人。戸数が多く低倍率の典型 |
倍率は募集回・住戸・年度で大きく変わる参考値です。1回の値だけで判断せず傾向で見てください。
② 川崎市で倍率を左右する要因
- 単身者向け(特に1DK)が突出。単身者向け区分は計34戸/634人=18.6倍、シルバー単身も24.8倍で全種別中最高水準。1DKの大島112.0倍・小向48.0倍・古市場46.0倍・中野島43.0倍・末長39.0倍と、単身1DKが上位を独占します(令和7年12月・応募状況表の実数)。
- エレベーターの有無が明確な減点因子。応募状況表は「明石穂(EVなし)」等をわざわざ区別表記しており、明石穂EVなしは0.0倍(同団地EVあり2.0倍)、高山EVなし3DKも3.0倍と低調。EV有無が応募に直結していることが公式データ上で可視化されています。
- 立地(区・駅距離)で明暗。高倍率は川崎駅圏の川崎区(大島・桜本・京町)・幸区(河原町・小向・古市場)に集中。一方、麻生区・宮前区の郊外(有馬・野川・明石穂・高山)は単身でも2〜3倍台や0倍が目立ちます。
- 募集戸数が多い住戸は倍率が下がる。中野島多摩川の若年子育て向け8戸→0.6倍など複数戸募集の世帯向けで定員割れ。逆に人気立地でも1戸募集だと跳ね上がります(河原町の一般世帯1戸/68人=68.0倍)。
公式資料より
「空家住宅 172 1,808 10.5」(川崎市『令和7年度 第3回(12月)募集 応募状況表』合計行。募集戸数・応募者数・倍率)
「E4850 明石穂(EVなし) 1 0 0.0 / E4851 明石穂 1 2 2.0」(同・単身者向け。EVなし住戸を明示区分し、EVなしは応募0人)
③ 狙う住戸の倍率を補正する【住戸タイプ補正計算機】
上の実例のとおり、同じ市でも住戸で倍率は大きく変わります。市平均に「単身向けか・立地・築年・エレベーター×階」の補正を掛けて、狙う住戸タイプの倍率の目安を出します。係数は5市の実データから置いた概算です。
住戸タイプ補正計算機
④ 障害者・ひとり親なら当たりやすい【当選確率シミュレーター】
倍率が高くても、障害者・高齢者・ひとり親などは優遇抽選(当せん番号を複数持てる)で当選確率を上げられます。補正後の倍率と優遇倍率から当選確率の目安を出します。対象・方式はまとめ記事と各市の募集案内で確認を。
当選確率シミュレーター(優遇なし → 優遇あり)
要確認補正係数は5市の公表データから置いたざっくりの目安で、団地により実際の差はもっと大きくも小さくもなります。優遇(当選倍率の優遇・ポイント方式・優先枠)の対象や単身入居の可否は自治体で異なります。正確な倍率・申込資格は、必ず川崎市・住宅供給公社の募集案内でご確認ください。このページは個別の入居可否を判定するものではありません。
よくある質問
Q. 川崎市の市営住宅で当たりやすい住戸は?
A. 令和7年度第3回(12月)募集の川崎市営住宅は、172戸に1,808人が応募し平均10.5倍でした。住戸差は非常に大きく、単身者向けの大島(1DK・川崎区)は1戸に112人で112.0倍、河原町(3DK単身・幸区)49.0倍、小向(1DK)48.0倍、古市場(1DK)46.0倍と単身1DKが上位を占めます。逆にエレベーターなしの明石穂(単身)は応募0人=0.0倍で、同団地のEVあり住戸(2.0倍)と明暗が分かれ、EV有無が応募に直結しています(出典:川崎市 応募状況表 令和7年12月募集)。
川崎市の体験、教えてください
「この団地に◯回目で当選した」「優遇区分で入れた」「この住戸は倍率が低かった」——川崎市での実体験は、同じ立場で住まいを探す人の助けになります。下のコメント欄(アカウント不要・匿名OK)からどうぞ(個人が特定される情報は避けてください)。
出典
- 川崎市 令和7年12月の市営住宅入居者募集に係る抽選結果(案内ページ・公開令和8年2月12日) https://www.city.kawasaki.jp/500/page/0000184372.html
- 川崎市 令和7年度 第3回(12月)募集 応募状況表 PDF(住宅別の募集戸数/応募者数/倍率を全件収載) https://www.city.kawasaki.jp/500/cmsfiles/contents/0000184/184372/oubozyoukyouhyo.pdf