町田市の都営住宅で申込者ゼロだった住宅
【2022〜2026年・定期募集16回の実測】

最終更新:2026-08-24 / 出典=JKK東京「申込地区別倍率表」PDF16回分の読み取り

都営住宅は「倍率が高くて当たらない」と語られますが、誰も申し込まなかった住戸募集も毎回出ています。町田市では、令和4年5月〜令和8年5月の定期募集16回のうち103件(のべ139戸)・32住宅で申込者ゼロが確認できました。JKK東京は募集回ごとに倍率表を出すだけで、回をまたいで「どの住宅が何回あまったか」をまとめた資料は公表していないため、ここでは16回分を読み直して町田市のぶんだけを取り出しています。

数字だけ町田市の申込者ゼロは103件。これは都内5番目に多く、都全体で確認できた1,360件の7.6%にあたります。うち60件(58%)はエレベーター付き1件は2000年代以降に建てられた住宅でした。もっとも多く申込者ゼロが確認できたのは木曽森野第1(10回)です。

① 町田市で申込者ゼロが確認できた住宅(全32住宅)

同じ住宅が何度もあまっているのか、たまたま1回だけだったのかで意味が変わります。16回を通した確認回数の多い順に並べました。

町田市 申込者ゼロが確認できた住宅(令和4年5月〜令和8年5月・16回)
住宅名確認回数のべ募集戸数建築年度エレベーター直近に確認できた回
木曽森野第110回10戸昭和62〜平成4(住戸により異なる)有・無が混在令和8年5月
武蔵岡7回7戸昭和53〜平成2(住戸により異なる)令和5年11月
山崎町第26回6戸昭和63(1988年度)令和8年5月
町田金森一丁目6回6戸平成3(1991年度)有・無が混在令和7年5月
森野六丁目5回6戸平成5(1993年度)有・無が混在令和7年11月
金森第35回8戸昭和54(1979年度)有・無が混在令和7年5月
金森第45回9戸昭和58(1983年度)有・無が混在令和7年11月
金森第55回5戸昭和59(1984年度)令和6年5月
高ケ坂5回8戸平成8(1996年度)令和7年5月
森野五丁目4回5戸平成4(1992年度)有・無が混在令和7年5月
玉川学園三丁目4回5戸平成5(1993年度)令和7年5月
町田金森第24回16戸昭和52(1977年度)令和7年5月
金森第104回6戸平成7(1995年度)令和7年5月
金森第64回4戸昭和61〜平成7(住戸により異なる)有・無が混在令和5年11月
成瀬3回3戸昭和51〜昭和53(住戸により異なる)令和7年11月
金森第73回8戸昭和60(1985年度)令和7年5月
金森第83回3戸平成5(1993年度)有・無が混在令和8年2月
忠生四丁目2回2戸昭和52(1977年度)令和5年5月
成瀬第22回4戸昭和57(1982年度)令和6年5月
森野五丁目第22回2戸平成5(1993年度)有・無が混在令和4年11月
町田中町四丁目2回2戸昭和54(1979年度)令和5年11月
金森第112回2戸平成9〜平成11(住戸により異なる)令和5年5月
八幡平1回1戸昭和63(1988年度)令和5年11月
南大谷1回1戸平成8(1996年度)令和5年5月
山崎町1回1戸昭和52(1977年度)令和4年5月
忠生三丁目1回1戸昭和52(1977年度)令和5年5月
忠生二丁目1回1戸昭和52(1977年度)令和5年5月
本町田1回3戸昭和62(1987年度)令和6年11月
森野二丁目第21回1戸昭和58(1983年度)令和4年5月
森野四丁目1回1戸平成8(1996年度)令和4年5月
町田中町三丁目第31回1戸昭和58(1983年度)令和5年5月
高ケ坂第21回1戸平成12(2000年度)令和5年11月

② 募集回ごとの件数(町田市)

件数は募集回ごとの募集戸数や条件で動きます。0件は「この読み取りでは確認できなかった」という意味で、その回に募集割れが無かったと確定させるものではありません(下の「この数字の限界」参照)。

町田市 募集回ごとに確認できた申込者ゼロの件数
募集回確認件数のべ募集戸数
令和4年5月13件13戸
令和4年11月9件9戸
令和5年2月1件1戸
令和5年5月16件33戸
令和5年8月1件1戸
令和5年11月31件31戸
令和6年2月1件1戸
令和6年5月5件7戸
令和6年8月0件0戸
令和6年11月8件13戸
令和7年2月0件0戸
令和7年5月10件20戸
令和7年8月0件0戸
令和7年11月4件6戸
令和8年2月2件2戸
令和8年5月2件2戸

③ 募集区分・建築年代の内訳

町田市 募集区分別・建築年代別の内訳(103件)
区分件数割合
居室内で病死等があった住宅62件60%
世帯向(一般募集住宅)38件37%
若年夫婦・子育て世帯向(定期使用住宅)3件3%
1970年代に建てられた住宅25件24%
1980年代に建てられた住宅30件29%
1990年代に建てられた住宅47件46%
2000年代に建てられた住宅1件1%

この数字の限界ここに出したのは下限です。JKK東京の倍率表PDFは回ごとに列の作りが違い、機械での読み取りは一部の行を正しく復元できません。そこで同じ行の申込者数欄と倍率欄がともに0と読めた行だけを採用し、区市町も行頭に明記されていた行に限っています。したがって町田市の実際の募集割れは、ここに出した103件より多いはずです。少なくはなりません。

「募集割れ=誰でも入れる」ではありません。申込資格(収入基準・住宅困窮要件・単身可否など)を満たすことが前提で、同じ住宅でも回によって募集の有無・戸数・間取り・入居人数の条件が変わります。過去にあまった住宅が次回も募集に出るとはかぎりません。申し込む前に、その回の募集案内で必ず条件を確認してください。

先に確かめておくこと都営住宅の申込みには収入の上限があります(政令月収158,000円以下、裁量階層は214,000円以下)。政令月収の判定計算機で先に確かめられます。倍率が高い住戸でも、障害者・高齢者・ひとり親などは優遇抽選で当選確率を上げられます。

よくある質問

Q. 町田市の都営住宅で倍率が低いのはどの住宅ですか?

A. 町田市の定期募集16回分で、申込者ゼロ(倍率0.0倍)と読み取れた住戸募集は103件・32住宅ありました。確認回数がもっとも多いのは木曽森野第1(10回)です。3回以上あまった住宅は木曽森野第1・武蔵岡・山崎町第2・町田金森一丁目・金森第3 など17住宅です。ただしこれは過去の記録で、次回の募集に同じ住宅が出るとはかぎりません。また申込資格(収入基準・住宅困窮要件・単身入居の可否)を満たすことが前提です。

Q. 町田市の都営住宅の空き状況はどこで見られますか?

A. 都営住宅は、賃貸情報サイトのように空き室が常時公開される仕組みではありません。年4回ごろの定期募集(例年5月・8月・11月・2月)の回ごとに「募集案内」で対象住宅が示され、そこに載った住戸だけが申込み・抽選の対象になります。したがって見るべきは「いま空いている部屋」ではなく「次の募集にどの住宅が出るか」です。募集の有無・時期・申込方法は、募集事務を行うJKK東京(東京都住宅供給公社)と東京都住宅政策本部の公式ページで必ず確認してください。

出典

町田市を含む全1,360件の明細は募集割れ一覧(1,360件・CSV)で配布しています。出典(フクシル https://fukushiru.com/articles/toei-machida.html )を明記していただければ、表・数値の転載は自由です。

ご注意:このページは公開情報にもとづく一般的な情報の共有です。掲載しているのは過去の募集回で申込者ゼロと読み取れた記録であって、現在の募集状況・空室状況ではありません。申込資格・募集の有無・可否は、必ずJKK東京および東京都の公式情報・窓口でご確認ください。