足立区の都営住宅で申込者ゼロだった住宅
【2022〜2026年・定期募集16回の実測】

最終更新:2026-08-24 / 出典=JKK東京「申込地区別倍率表」PDF16回分の読み取り

都営住宅は「倍率が高くて当たらない」と語られますが、誰も申し込まなかった住戸募集も毎回出ています。足立区では、令和4年5月〜令和8年5月の定期募集16回のうち183件(のべ228戸)・83住宅で申込者ゼロが確認できました。JKK東京は募集回ごとに倍率表を出すだけで、回をまたいで「どの住宅が何回あまったか」をまとめた資料は公表していないため、ここでは16回分を読み直して足立区のぶんだけを取り出しています。

数字だけ足立区の申込者ゼロは183件。これは都内1番目に多く、都全体で確認できた1,360件の13.5%にあたります。うち154件(84%)はエレベーター付き15件は2000年代以降に建てられた住宅でした。もっとも多く申込者ゼロが確認できたのは花畑第4(15回)です。

① 足立区で申込者ゼロが確認できた住宅(全83住宅)

同じ住宅が何度もあまっているのか、たまたま1回だけだったのかで意味が変わります。16回を通した確認回数の多い順に並べました。

足立区 申込者ゼロが確認できた住宅(令和4年5月〜令和8年5月・16回)
住宅名確認回数のべ募集戸数建築年度エレベーター直近に確認できた回
花畑第415回22戸昭和46(1971年度)有・無が混在令和5年11月
六ツ木町6回6戸昭和44(1969年度)令和6年2月
足立加賀二丁目6回6戸昭和53〜昭和59(住戸により異なる)令和7年11月
鹿浜五丁目6回6戸昭和46(1971年度)令和7年11月
五反野北町5回7戸昭和62(1987年度)令和7年5月
扇三丁目第25回5戸平成22〜平成26(住戸により異なる)令和8年5月
足立平野三丁目5回5戸昭和46(1971年度)令和6年5月
青井四丁目5回5戸昭和55〜平成8(住戸により異なる)令和7年5月
島根四丁目第24回5戸昭和56(1981年度)令和7年5月
弘道二丁目第24回4戸昭和56〜昭和59(住戸により異なる)令和5年11月
西保木間三丁目4回4戸昭和43〜昭和50(住戸により異なる)有・無が混在令和7年8月
西綾瀬四丁目4回8戸昭和63〜平成2(住戸により異なる)有・無が混在令和7年5月
伊興町3回4戸昭和44(1969年度)令和6年5月
保木間第53回3戸昭和42(1967年度)有・無が混在令和5年8月
宮城第33回3戸昭和44(1969年度)令和8年5月
島根二丁目第23回3戸平成3〜平成7(住戸により異なる)令和6年11月
扇一丁目第23回4戸昭和60(1985年度)令和7年5月
江北二丁目第23回6戸昭和63(1988年度)令和8年5月
西保木間二丁目第23回3戸昭和43〜昭和46(住戸により異なる)令和7年5月
西保木間四丁目3回3戸昭和43(1968年度)有・無が混在令和7年11月
青井四丁目第23回3戸昭和61(1986年度)令和5年11月
中川二丁目2回3戸昭和51(1976年度)令和7年11月
北鹿浜第22回2戸昭和44(1969年度)令和7年2月
千住元町2回2戸昭和44(1969年度)令和7年5月
島根四丁目第32回5戸昭和57(1982年度)令和8年5月
弘道一丁目2回2戸昭和61(1986年度)令和6年11月
扇一丁目第42回5戸平成28(2016年度)令和7年5月
扇三丁目2回3戸昭和57(1982年度)令和7年5月
東和四丁目第32回2戸昭和55(1980年度)令和5年11月
江北三丁目2回2戸平成4〜平成5(住戸により異なる)令和5年5月
神明一丁目2回2戸昭和59(1984年度)令和7年11月
竹の塚七丁目第22回3戸昭和50(1975年度)令和6年11月
第1保木間2回2戸昭和40(1965年度)令和5年11月
舎人町2回2戸昭和48(1973年度)令和6年11月
花畑第52回2戸昭和46(1971年度)有・無が混在令和7年5月
西新井六丁目2回2戸昭和48(1973年度)令和6年11月
西新井本町三丁目2回3戸平成27(2015年度)令和8年5月
西新井本町二丁目2回2戸昭和44〜昭和46(住戸により異なる)令和8年5月
谷在家2回2戸昭和43(1968年度)令和5年5月
足立中央本町五丁目2回3戸昭和51(1976年度)令和7年11月
足立入谷町2回2戸昭和54(1979年度)令和5年11月
青井三丁目第22回2戸昭和53(1978年度)令和4年11月
青井三丁目第32回2戸昭和57(1982年度)令和5年11月
青井五丁目2回2戸昭和52(1977年度)令和7年11月
青井六丁目2回3戸昭和58(1983年度)令和7年5月
青井四丁目第32回5戸昭和63(1988年度)令和4年11月
伊興町本町1回1戸昭和57(1982年度)令和6年11月
保木間四丁目1回1戸昭和59(1984年度)令和7年11月
保木間第41回1戸昭和42(1967年度)令和5年8月
六月一丁目第21回1戸昭和60(1985年度)令和4年11月
六月一丁目第31回1戸昭和62(1987年度)令和5年11月
六月一丁目第41回2戸平成3(1991年度)令和6年11月
六月二丁目1回1戸昭和51(1976年度)令和7年11月
六月二丁目第21回1戸昭和53(1978年度)令和5年11月
六月町1回2戸昭和46(1971年度)令和7年5月
六木三丁目1回5戸昭和52(1977年度)令和4年11月
千住桜木二丁目1回1戸昭和45(1970年度)令和7年8月
大谷田一丁目1回1戸昭和47(1972年度)令和5年5月
大谷田一丁目第41回1戸平成3(1991年度)令和6年11月
宮城一丁目1回4戸平成24(2012年度)令和7年5月
島根四丁目1回1戸昭和54(1979年度)令和5年11月
平野三丁目第21回1戸昭和51(1976年度)令和7年11月
弘道一丁目第31回1戸平成3(1991年度)令和5年11月
弘道一丁目第51回1戸平成10(1998年度)令和4年11月
弘道二丁目1回1戸昭和55(1980年度)令和4年5月
扇一丁目第31回1戸平成11(1999年度)令和5年11月
扇二丁目1回1戸平成16(2004年度)令和5年5月
新田二丁目第21回1戸平成5(1993年度)令和5年11月
梅田三丁目1回1戸昭和54(1979年度)令和7年5月
梅田八丁目1回1戸平成23(2011年度)令和7年5月
江北三丁目第31回1戸平成18(2006年度)令和7年5月
神明一丁目第21回1戸昭和61(1986年度)令和7年11月
花畑八丁目1回2戸平成4(1992年度)令和6年11月
西保木間三丁目第21回1戸昭和52(1977年度)令和5年11月
西保木間二丁目1回1戸平成26(2014年度)令和7年5月
西新井本町四丁目1回1戸平成24(2012年度)令和5年5月
西綾瀬三丁目第21回1戸平成4(1992年度)令和5年5月
足立中央本町一丁目1回1戸平成4(1992年度)令和5年11月
足立中央本町二丁目1回1戸平成10(1998年度)令和4年11月
足立二丁目1回1戸平成3(1991年度)令和8年5月
足立平野一丁目1回2戸昭和45(1970年度)令和7年5月
青井三丁目1回1戸昭和51(1976年度)令和5年11月
青井二丁目1回1戸昭和56(1981年度)令和6年11月

② 募集回ごとの件数(足立区)

件数は募集回ごとの募集戸数や条件で動きます。0件は「この読み取りでは確認できなかった」という意味で、その回に募集割れが無かったと確定させるものではありません(下の「この数字の限界」参照)。

足立区 募集回ごとに確認できた申込者ゼロの件数
募集回確認件数のべ募集戸数
令和4年5月23件26戸
令和4年11月23件34戸
令和5年2月0件0戸
令和5年5月19件26戸
令和5年8月5件5戸
令和5年11月43件43戸
令和6年2月3件3戸
令和6年5月4件6戸
令和6年8月0件0戸
令和6年11月15件22戸
令和7年2月2件2戸
令和7年5月21件33戸
令和7年8月2件2戸
令和7年11月16件17戸
令和8年2月0件0戸
令和8年5月7件9戸

③ 募集区分・建築年代の内訳

足立区 募集区分別・建築年代別の内訳(183件)
区分件数割合
居室内で病死等があった住宅106件58%
世帯向(一般募集住宅)54件30%
若年夫婦・子育て世帯向(定期使用住宅)23件13%
1960年代に建てられた住宅30件16%
1970年代に建てられた住宅64件35%
1980年代に建てられた住宅55件30%
1990年代に建てられた住宅19件10%
2000年代に建てられた住宅2件1%
2010年代に建てられた住宅13件7%

この数字の限界ここに出したのは下限です。JKK東京の倍率表PDFは回ごとに列の作りが違い、機械での読み取りは一部の行を正しく復元できません。そこで同じ行の申込者数欄と倍率欄がともに0と読めた行だけを採用し、区市町も行頭に明記されていた行に限っています。したがって足立区の実際の募集割れは、ここに出した183件より多いはずです。少なくはなりません。

「募集割れ=誰でも入れる」ではありません。申込資格(収入基準・住宅困窮要件・単身可否など)を満たすことが前提で、同じ住宅でも回によって募集の有無・戸数・間取り・入居人数の条件が変わります。過去にあまった住宅が次回も募集に出るとはかぎりません。申し込む前に、その回の募集案内で必ず条件を確認してください。

先に確かめておくこと都営住宅の申込みには収入の上限があります(政令月収158,000円以下、裁量階層は214,000円以下)。政令月収の判定計算機で先に確かめられます。倍率が高い住戸でも、障害者・高齢者・ひとり親などは優遇抽選で当選確率を上げられます。

よくある質問

Q. 足立区の都営住宅で倍率が低いのはどの住宅ですか?

A. 足立区の定期募集16回分で、申込者ゼロ(倍率0.0倍)と読み取れた住戸募集は183件・83住宅ありました。確認回数がもっとも多いのは花畑第4(15回)です。3回以上あまった住宅は花畑第4・六ツ木町・足立加賀二丁目・鹿浜五丁目・青井四丁目 など21住宅です。ただしこれは過去の記録で、次回の募集に同じ住宅が出るとはかぎりません。また申込資格(収入基準・住宅困窮要件・単身入居の可否)を満たすことが前提です。

Q. 足立区の都営住宅の空き状況はどこで見られますか?

A. 都営住宅は、賃貸情報サイトのように空き室が常時公開される仕組みではありません。年4回ごろの定期募集(例年5月・8月・11月・2月)の回ごとに「募集案内」で対象住宅が示され、そこに載った住戸だけが申込み・抽選の対象になります。したがって見るべきは「いま空いている部屋」ではなく「次の募集にどの住宅が出るか」です。募集の有無・時期・申込方法は、募集事務を行うJKK東京(東京都住宅供給公社)と東京都住宅政策本部の公式ページで必ず確認してください。

出典

足立区を含む全1,360件の明細は募集割れ一覧(1,360件・CSV)で配布しています。出典(フクシル https://fukushiru.com/articles/toei-adachi.html )を明記していただければ、表・数値の転載は自由です。

ご注意:このページは公開情報にもとづく一般的な情報の共有です。掲載しているのは過去の募集回で申込者ゼロと読み取れた記録であって、現在の募集状況・空室状況ではありません。申込資格・募集の有無・可否は、必ずJKK東京および東京都の公式情報・窓口でご確認ください。